玄米粉がつなぐ食文化
玄米粉がつなぐ食文化シリーズを始めます。 基本的な味「五味」として、甘味・塩味・酸味・苦味・うま味が有りますが、つなぐ相手役として、海楓社としては以下のお粉を使用いたします。 ベースは黑玄粉(玄米粉+黒糖)です。玄米粉の持つうま味と黒糖の持つ甘味は、他のつなぎ素材との相性が秀逸ですが、黒糖の持つ甘味は強いのでその配分はつなぎ素材により微妙な調整が必要です。黑玄粉の甘味を抑え、より優しい甘味を加えるには、紅いもを使用しました。塩味・酸味は梅干しとの、苦味は緑茶とコーヒーを選ぶました。 以下 黑玄粉シリーズとして、 「黑玄粉」⇒〔紅彩:紅いも〕 ⇒〔コーヒー彩:最高級有機コーヒー〕 ⇒〔緑彩:高級茶葉〕 ⇒〔赤彩:梅干し〕 の五種彩を考えています。
先ずは、玄米粉と黒糖をつなぎますが、玄米粉は有機玄米を、甘味としての黒糖は沖縄県多良間島産を選んで併せました。
有機玄米を海楓社の製粉機でα(アルファ)化したので、勿論安全・安心で、お粉のコクをより引出すためのほど良い細かさにより玄米粉の存在感を分かって秀逸です。混合の割合は企業秘密ですが(と言うほどでは有りませんが、玄米粉のうま味を残しつつ、しっかりとした甘味を引立たせる必要が有ります)、大変美味しく配合できました。
当社のアルファ化した玄米粉がきな粉的な甘さ控えめなので、他の食材と混ぜる時に甘さが弱いので、ミネラル、カルシウムが豊富な強い甘さを含んだ黒糖を使用したミックスはベストマッチです。
名称は、「黑玄粉(コクゲンコ)」です。
用途は、2通りを考えて:
“ かける ” と “ まぜる ” です。
“ かける ” は、コーヒー、牛乳・豆乳、ヨーグルト、アイスクリームなどで甘さを楽しんで…。
“ まぜる ” は、カレー、煮物、炒め物、揚げ物などで隠し味として…。
またこれから迎える正月には、お餅と混ぜた“黑玄粉餅”を是非楽しんで下さい。